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2001年宇宙の旅 2001: A Space Odyssey by アーサー・C・クラーク(訳:伊藤典夫)

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なし 2001年宇宙の旅 2001: A Space Odyssey by アーサー・C・クラーク(訳:伊藤典夫)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2013/11/29 8:27
Hero  常連   投稿数: 397
 映画「2001年宇宙の旅」を初めて観たのはいつだっただろうか。藤沢の映画館で「病院坂の首縊りの家」と同時上映だったのを観に行ったことを覚えている。おそらく1980年前後のことだと思う。常に観たい観たいと思っていた「2001年宇宙の旅」を観た時の喜びは今でも思い返すことができる。そして,予想に違わぬ素晴らしい映像美だったことも。まさに映像に圧倒された。映画が終わってもしばらく客席で呆然としていたのは間違いない。恐るべき映画だと思った。
 それから何度か観直している。少なくとも一度は70mmヴァージョンをスカラ座で観ているはずだ。私のベストムービーであるし,「ほぼ」完璧な映画であると今でも言い切ることができる。本作はその映画を小説という別の角度から描いた作品である
 映画が映像で全てを語っているのと同様に,本作は文字というメディアで全てを語っている。どちらもそれだけで完成された素晴らしい作品だということはできるが,両方を体験することによって,「2001年宇宙の旅」という作品に対する理解が高まるのは間違いない。映像作品と小説作品は互いに相補的であるとも言えるのである。映画は圧倒的な映像で迫ってくる。これ以外の映像など考えられないほどだ。そして,小説は映画で理解し切れなかった部分が実に明快に説明されている。宇宙の深遠さをこれほどまでに美しく語った小説を私は知らない。
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