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霊応ゲーム The Wishing Game by パトリック・レドモンド(訳:広瀬順弘)

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  • なし 霊応ゲーム The Wishing Game by パトリック・レドモンド(訳:広瀬順弘) (Hero, 2016/12/16 23:36)

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なし 霊応ゲーム The Wishing Game by パトリック・レドモンド(訳:広瀬順弘)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016/12/16 23:36 | 最終変更
Hero  常連   投稿数: 397
 イギリス・ノーフォークにあるカークストン・アベイ校は名門パブリックスクールである。そこで学ぶ四年生のジョナサンは勉強は割とできるものの気弱な生徒で,時にはいじめの対象にもなっていた。そんな彼がひょんなことからリチャードと心を通わせるようになった。リチャードは勉強は極めて良くできるものの,先生にすら軽蔑しているような素振りを見せるような一匹狼であった。もちろん,友達は一人もいない…というよりは,友達を一人も作ろうとしないような孤高の少年であった。ただ,リチャードとジョナサンには共通点があった。実の父親が母親を捨て,別の女と再婚したということだ。そんなことから,二人の心はふれあうようになり,遂には友達と呼べるような関係になった。
 リチャードは強い。だから,友達になったジョナサンをいじめた奴は許さない。必ずや,仕返しをしてくれるようになったのだった。しかし,そのうちに,リチャードはジョナサンを独り占めするようになった。ジョナサンが他の友達といることを許さなくなった。そして,それはどんどんエスカレートして…。

 リチャードという一人の怪物の物語である。大人たちはその怪物性に気づいてはいたが,さすがにこんな結末までは予想できなかったに違いない。
 パブリックスクールという閉鎖的空間の中で,数々の問題をかかえる生徒たち。さらに,問題を抱えているのは生徒だけではなく,周囲の大人たちもそうだということが明らかになっていく。イギリス的な雰囲気を醸し出しながら閉鎖的な空間で連鎖的に起きていく悲劇は衝撃的なラストを迎える。
 怖い物語である。
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