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夏に凍える舟 Rörgast by ヨハン・テオリン(訳:三角和代)


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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016/5/2 10:22 | 最終変更
Hero  常連   投稿数: 397
 エーランド島4部作の完結編。

 エーランド島に夏がやって来た。島が観光客で賑わう季節だ。本土から観光客が山のように押し寄せてくる。島でリゾートを経営しているのがクロス一族である。そこにやってきたヨーナスはある夜ボートで海に漕ぎだし,幽霊船とも思える船を見る。そこで彼が見たのは,船員の死体とゾンビと斧を持った男と青白い爺さん。ほうほうのていで逃げ出したヨーナスはイェルロフに保護される。そして,クロス一族のリゾートには不吉な影が落ちるのだった。

 4部作がようやく完結しました。イェルロフは老いながらもまだまだ元気なようで,今回も重要な場面で鋭い推理をしてくれます。今まで寂しい島としか思っていなかったエーランド島は,打って変わって短い夏には本当に賑わっています。そんな中で大きな企てが進行していきます。それは復讐。
 イェルロフ,クロス一族の少年ヨーナス,クロスリゾートに雇われたミュージシャンであるリーサ,そして復讐を企む男アーロンの視点で物語が語られていきます。アーロンの視点は過去へも飛び,彼の驚くべき一生も語っていくのです。完結編にふさわしく,過去に登場した人物たちも少しだけ登場してきますが,やはり今回もエーランド島の風景が読者の心に大きな印象を与えてくれます。この4部作は,エーランド島が主役だったと改めて思うのでした。
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