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アックスマンのジャズ The Axeman's Jazz by レイ・セレスティン(訳:北野寿美枝)


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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016/9/9 2:33
Hero  常連   投稿数: 397
 第一次世界大戦直後1919年のニューオーリンズ。売春産業が非合法化され,禁酒法も施行されようとしていた時代。斧を使って殺人を繰り返すアックスマンと呼ばれる神出鬼没の連続殺人鬼が人々を恐怖に陥れていた。事件を担当するマイクル・タルボット警部補,シャーロック・ホームズが大好きな探偵社勤務のアイダ,そしてマイクルにハメられて刑務所送りになっていたイタリアマフィアとつながりのある元刑事のルカという三人がそれぞれの立場から事件を調査していく。

 アックスマン事件というのは現実に起きた未解決事件であるらしく,犯人から当時新聞社に送られた手紙もほぼそのまま使われている。当時実際にニューオーリンズに住んでいたルイ・アームストロングらしき黒人を登場させ,時代色豊かに描き上げられているのがまず素晴らしい。そして,更には,あっと驚くような事件の背景を用意して,読者を感動させてくれる。ラスト近くではニューオーリンズを常に悩ませていた暴風雨と洪水が犯人追跡を盛り上げてくれるのも,デビュー作らしからぬところだろうと思う。
 次回作にも期待!
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